私の人生における観劇史に、ごりごりと太字でその名前が刻まれることになった「女神様が見ている」通称よぼしょ。
世間からの高評価っぷりに、「そんなに良いなら1度くらいは観ておこっかな☆」くらいの軽い気持ちで劇場に赴き、「本当に名作だった‥‥‥‥‥‥‥」と放心状態になりながら劇場をあとにすることになったのが先月の話です。
その時から気になって仕方なかった事が1つ。
そう、「ソックとジュファ、あなたたちはどうしてそんなに仲良しなの問題」です。(別に問題じゃないけど)
白状しますと、初回観劇時あらすじは把握しつつも登場人物はヨンボムとスンホしかわからない状態で観に行ったんです。
しかし冷え切った大学路の夜道、帰路につく私の頭にはこの2人のことでいっぱいでした。
いや、本当、ソックとジュファめっちゃ仲良しじゃん!!!!いつそんなに仲良くなったんだよ!!!
ヨンボムとスンホはわかります。2人の間に愛情や信頼が生まれる過程は劇中でばっちりこの目で観てきました。
チャンソプとドンヒョンもそうです。そもそも2人は最初から上官と部下という関係ですし、ドンヒョンの生真面目な部下っぷり、そしてみんな大好き「わかめ事件」で2人の間には絶対的な信頼関係がある事が察せられます。
しかし!!!しかしですよ!!!!!
ソックとジュファ!!!!!あなたたちはいつそんなに仲良くなったの!!!!
初見じゃ全然わからなかったよ!!!!!
という事で、1月の観劇ではソックとジュファの定点カメラになる心意気で(あくまで心意気)観劇してきたのでそのレポを書いていきたいと思います。レポというか、もう私が楽しいだけの萌え語り、自己満足です。
今までの観劇感想文がよそ行き度70%の文章だとしたら、今回はよそ行き度40%の文章です。(最早よそ行きとは言えない)
全くもってノーマークだったソックとジュファにすっかり心を奪われたうえ、きゅんきゅんさせられてしまった大きな要因は間違いなくこれ↓
カン・ソンウク氏のジュファが可愛すぎる。
北の兵士たちの中でも親しみやすい性格で、何かとスンホを気にかける優しいお兄さんという役回りのジュファですが、ソンウクジュファはなんていうかふわふわでぽわぽわ。
心配そうにスンホの元へ駆け寄る姿には「パタパタ」という擬音をつけたくなるようなふわふわ感だし、スンホを呼ぶ時の「すのや〜〜」って言い方は、心配な気持ちにちょっと困ったようなニュアンスが混じっていて、どこかぽわぽわ感が漂っていました。
更にはソンウクジュファ、地面にしゃがむときは絶対に両膝を抱えるんです。両膝を抱えたままチャンソプさんを見上げ、うんうんと話を聞く姿、これを可愛いと言わずになんと言うのか。
そして何といっても1番の魅力(と勝手に思っているの)が、照れたようにはにかむ表情だと思います。
はい、可愛い。
世界一可愛い。
もう下唇を噛んで目を逸らす仕草に100点満点中300点くらいあげたい。
そんな可愛いにもほどがあるソンウクジュファが、ご主人様(ヨンボムのこと)大好き!!はしゃぎたい盛りのテンションあがりすぎたわんこみたいな(どんな例えだ)デヒョンソックと一緒になると、それはもう、2匹の犬がはしゃいでいるようにしか見えませんでした。
突拍子もない行動をとるデヒョンソックと「なにやってるの〜〜」という感じでにこにことそれに突っ込むソンウクジュファのふわふわ感。最終的に2人で「えへへ」と笑いあっていて完全に2人だけの世界。
ジャーマンシェパードとゴールデンレトリバーの子犬2匹がお花畑できゃっきゃしていました(伝われ)
残念ながら初見であった為、ストーリーを追うだけで精一杯だったのと、2人が仲良しだと気づくのが遅かった故にこの組み合わせでは定点カメラにならなかったのが心残りです。
ゆるふわわんこ系コンビ、もっと観たかった‥‥‥‥‥‥。
一方もう1人のソック、カン・ギドゥンさんのソックと同じくソンウクジュファの組み合わせではしっかり2人の仲良しっぷりを観察できたので、個人的にきゅんきゅんしたシーンを書いていきたいと思います!!!
まずお初のギドゥンソックなんですがこのソック、デヒョンソックとはまた違うタイプの変人。多分、思考回路が一般人とは違うタイプの変人。上官であるヨンボムでさえ時々ついていけてないw
そんなソックとも「(。・ω・)人(・ω・。)ねー」と、にこにこきゃっきゃしているジュファはある意味最強なのかもしれませんwww
[洗濯タイム]
2人1組になって洗濯物を絞るこのシーン。当然のようにペアを組むジュファとソックw
洗濯物の端と端を持って「せーのっ」と逆方向に捻ることで絞るんですけど、このシーンそれぞれのペアの個性が出てとっても楽しいシーンなんですよね!
隣では勢い余ってチャンソプさんにヨンボムが抱きついていましたが(そして嫌そうな顔でベリベリとヨンボムを剥がすチャンソプさんw)ジュファとソックはといえば、捻れすぎて至近距離になったまま「あれあれ?」と楽しそうに見つめあった後、何故かソックがちゅーしようとジュファに顔を近づけていましたwww
「やめてよ〜〜////」という感じでにこにこと抵抗するジュファ(しかし楽しそう)と調子に乗って迫るソック。完全に忘れ去られている洗濯物。
想像の斜め上をいく仲良しっぷりを見せつけられたシーンでした。
[わかめ事件]
みんなが採れたばかりのわかめを食べるシーン。
皆わかめの入った器を持って舞台袖から出てくるんですが、スンホにふざけてちょっかいかけ続けるソックを、後から来たジュファが問答無用で掴んで自分の隣に座らせていましたwww
そして、席を外したチャンソプの器に皆が自分のわかめを分けてあげた後なんですけど‥‥‥。
どうやらわかめを入れる時に指先を火傷したらしいソック。それを知ったジュファが慌てたように自分の隣に座らせて、その手を掴んで必死にふーふーしていたのが可愛すぎて泣くかと思いました。
大丈夫だからと、止めるソックとソックの制止に手を掴んだまま顔をあげるジュファ。しばらくそのまま見つめあった後、2人はハッとしたように手を離し視線を逸らしていました。そのまま照れたようにはにかむジュファ(上の動画参照)と少し困ったように笑うソック。
‥‥‥‥何これ。
いったい、私は何のミュージカルを観に来たんだっけと本気で思った瞬間でした。
手を掴んだまま見つめ合う2人の間に流れる空気がまたキュンキュンするような甘酸っぱさで。
こういうの、韓ドラで187268375回くらい観たことある(真顔)
多分、会場中が「いや、なんであなたたちそんな空気になってるのwww」って心の中で突っ込んだと思います。私は全力で突っ込んだ。
[膝枕!!!]
ヨンボムとチャンソプさんの熱い膝枕攻防が繰り広げられる横で、当然のように膝を差し出すソックと当然のようにその膝を枕にするジュファwww
にこにことソックの膝に頭を乗せた後、おさまりの良い場所を探して何度か体勢を変えるジュファから漂う圧倒的『慣れてる感』
「アッ、いつものことなんですね‥‥」と、こちらが察せざるを得ない『慣れてる感』
一方のソックは、ジュファがおさまりの良い場所を見つけるまで待った後、自分も枕代わりのヘルメットに頭を預けジュファの頭を撫でながら眠りについていました。
ジュファの頭を撫でながら眠りについていました。
ソンウクジュファって本人同様髪の毛もふわっふわだから撫でたくなるんですかね??
ギドゥンソックとソンウクジュファの組み合わせは想像の斜め上をいく距離感で、観ていて飽きません(笑)
[南軍襲来]
ヨンボムの呼んだ南の援軍が島に攻めて来るシーン。突然の襲撃に同様する兵士たちにヨンボムは自分が呼んだと告白するのですが‥‥。
ヨンボムが「みあねよ」と言った瞬間「なんで‥‥?」という顔でソックを振り返り見つめるジュファの姿が切ない‥‥‥。
いつもにこにこしていたジュファだからこそ、信じられないような気持ちと悲しみの入り混じった表情を浮かべてソックを見る姿に胸が苦しくなります。そしてそんなジュファに対して、目を逸らしやり切れない表情を浮かべるソック‥‥‥。
気の合う友人という関係を築いていた2人だからこそ、このシーンでのやり切れなさや切なさがより映えるなぁと思いました。
そしてその後の皆で南軍を追い払う場面ですが、ここ、それぞれの関係性がわかりやすく表されていて本当に好きです。
冷静に状況を窺うチャンソプとドンヒョンからは信頼し合う上官と部下という関係性。
怯えるスンホとそれを励ますように、勇気づけるようにその手を両手で包み込むヨンボムからは守るべき存在と頼れる存在という関係性。
そして怯えたように身を寄せ合うジュファとソックからは、まさに仲良しの友人同士という関係性が見てとれます。
私の観た回では、南軍が撤退したのを確認した後地面から起き上がったジュファが「そっくや〜〜;;」と真っ先にソックに抱きついていたのが可愛すぎました。
ソンウクジュファを観察していると、爆撃の衝撃で皆が地面に倒れた時も真っ先にソックを助け起こしたり、ソックに向かってにこにこしながら手招きし、並んで一緒にいたりしていたのでジュファにとってソックって気の合う大切な存在だったんだろうなと。結局、定点カメラになってみても何でこの2人がこんなに仲良しになったのかは相変わらずわからなかったんですけどね!!
斜め上の行動をしてくるギドゥンソックとにこにことそれを受け入れちゃうソンウクジュファの天然っぷりが可愛くて、今回の観劇ですっかりお気に入りのコンビになってしまいました。
心残りは上手の席が掴めなかった故に2人のお魚捕獲タイムが観られなかったことでしょうか。絶対、ふざけまくるソックとそれににこにこするジュファで碌にお魚捕獲できなかったに違いない。‥‥‥‥と勝手に妄想しては観られなかった悔しさにハンカチを噛みしめています。
気になるよ〜〜〜〜〜〜。