絵に描いた餅

書かなきゃ忘れるオタクの備忘録

8月観劇 ①

 

一晩過ぎるごとに記憶は半分ずつ消えていく、そんな話を聞いて恐ろしくなったのと、引っ越した為土日に遠征して観劇、というよりも長めの休暇の度にまとめて観劇するスタイルに変わったので、今後は簡単にでも観劇記録を残していくようにしたいと思います。

ところで、近隣の空港(電車で2時間)の仁川便が週6就航→週3就航になりました。即ち死です。

 

f:id:e_nikaitamochi:20190820205232j:image

ミュージカル「リトルジャック」 8月8日 ソワレ

ジャック: パク・ギュウォン

ジュリー: キム・ヨジン

 

前回の公演に行かなかったことを後悔していたリトルジャックに、最終陳述で素敵だったギュウォンさんが出るということで行くしかないよね!とTOM2館デビューしてきました。てっきり2館って上階かと思ってたんですが1館の更に地下なんですね。そしてキャストボードが階段の途中に/(^o^)\すっかり撮り逃して帰り際に撮った私は上手く撮れませんでした(上写真参照)

滞在期間中ギュウォンさんの回は2回のみ、そのうち1回はイベントデーで完売していたのでこの日をチョイス。開演きっかり1時間前にチケットボックスに行ったら「この席ね」と問答無用で最後列のチケットを渡されましたw「嘘やんもっと良い席空いとるんとちゃうの」と半信半疑でしたが実際に座席に座ったらジャックのマイクの真ん前(つまりはドセン)だったのでギュウォンジャックを満喫しに来た私には最高の席でした。お姉さん疑ってごめん……。センターブロックは満席で、サイドブロックは本当に端の方しか空いて居なかったので、残ってる席で1番良い席回してくれたんだと思います。重ね重ねお姉さんには謝罪したい。

お話は私の大好きな切ない恋愛もので7割くらいがジャックのお喋りと歌だったので、作品自体もお目当てのギュウォンさんも満喫できてとっても楽しかったです。ただ私の語学力がお粗末故にちょいちょい時系列?というか時間の流れが理解できなかったのが悲しい……。日本語の字幕サービスもあるそうなので余裕のある方は利用してみるのも良いかもしれません。ちなみに私は字幕サービスの存在を開演70分前に知りました(サービスを利用したい方は前日までには公式さんにメールをする必要があるみたいです)

ところで当日券限界オタクの私は、視野制限席(最終陳述)や開演5分前に駆け込みで買った超後方席(フィクション)でしかギュウォンさんを拝見したことがなく、なんと初めて間近(と言ってもF列)で拝見するギュウォンさんに「この人本当にギュウォンさんなのかな……?突然のキャスト変更とかあってないよな?キャスボ確認せずに席に着いたからわからん/(^o^)\」となってました(最低)ほら、グレイ先生もガリレオもふわふわフェアリーな出で立ちだったのでその印象が強かったんです、言い訳にしかならないですけど!

でもジャックが歌い始めた途端「この歌声はギュウォンさん!」って安心したので許して欲しい(^ω^)ギュウォンさんのふわふわで甘い綿菓子みたいな歌声で高音を難なく歌いこなしちゃうところが大好きです。そして中盤ジャックが諦めたような儚い笑みを浮かべたところで「これがギュウォンさんじゃなかったら誰やねん」と自分で自分に突っ込みました。この儚さMAXの笑み、最終陳述とフィクションで私がメロメロになったやつ。リトルジャックでは今まで観た作品では観られなかった恋にウキウキなギュウォンさんも観られたのが楽しかったです。特に素敵だったのが、ジュリーを見つめながら歌うシーン。視線や歌声からジュリーに対する恋しさが苦しいほど伝わってくるんです。最終陳述の感想でも書いたと思うんですが、静の演技といいますか醸し出す空気感が本当に魅力的な俳優さんだなと思います。そしてもちろん歌もお上手でご本人の雰囲気にぴったり合う歌声という……はーーー、大学路の人材豊富さはやばい(やばい)できれば次は180度違う役柄でのギュウォンさんが観てみたいなとも思います。悪役とか観て観たい!

カテコは6時退勤ことよそっしぶりのライブ形式のやつでした。開演前に「싱어론콘서트」の日が完売しているという話をしながら「みんな一緒に歌いたいんですかね〜〜」と笑ってたんですがなんでもない日でも一緒に歌ってるやんけ!!!あまりにもついていけなかったので今後のために("今後"があるのかは謎)いそいそとOSTを購入し帰宅しました。ちなみに推し曲は「Simple」です。

 


f:id:e_nikaitamochi:20190820154026j:image

演劇「R&J」 8月10日 マチネ

学生1: チ・イルジュ

学生2: カン・ヨンソク

学生3: ソン・ユドン

学生4: ソン・グァンイル

 

前回の遠征時、ロッキーホラーショーの開演時間を1時間間違えるという痛恨のミスを犯し「今からでも開演に間に合う作品はどれだ!」となって決めたのがこの作品だったのですが、とっても好みの作品だったので今回の遠征で学生2のキャストだけでもコンプしようとチョイスしました。

開演70分前に劇場に着いたんですが、既に当日券に10人ほど並んでいて私の番が回ってきた頃には碌な席が残っていなかったので諦めて下手S席を学割で買いました。多分、この日からOST割が始まった影響かと思います。

顔と名前が一致するのがユドンさんのみで正直不安だったのですが、この公演むちゃくちゃ良かったです。あまりにも良くてソワレに行くつもりだったシラノを見送りました。シラノ大好きだし、ジェウンさんだし観ちゃったらこの余韻が薄れちゃうな〜と。R&Jって圧倒的に余韻に浸りたいタイプの作品じゃないですか。

で、何が良かったかと言えばそりゃ全体的にとても良かったんですが何より学生2役のカン・ヨンソクさんに心奪われました。特に二幕からのジュリエットが非常に良くて……。ジュリエットを通し、ロミオを愛した故に心を引き裂かれるような悲しみ(苦しみ?)を知った学生2の演技が観ている方も辛くなるほど切実で……。ヨンソクジュリエットもぼろぼろ泣くし、客席もぼろぼろ泣くしで初めて「R&Jってこんなに泣かされる作品だったのか」と知りました。あと、ジュリエットが毒を煽る一連のシーンがあまりにも静謐で美しく今でも脳裏に焼き付いています。

「R&Jって具体的に何が良かったんですか?」と聞かれて「………………台詞が良く理解出来ていないので上手く言えないんですがとにかく良かったです!」としか言えなかった私ですが、帰国して3日(今現在)既にR&Jが観られないことに胸が苦しくなっているので後々感想をまとめられたらと思っています。

 

 

f:id:e_nikaitamochi:20190820205451j:image

演劇「R&J」 8月11日 マチネ

学生1: キ・セジュン

学生2: ソン・スンアン

学生3: カン・ギドゥン

学生4: ソン・グァンイル

 

遅くなっちゃったなと思いながら前日と同じくらいの時間にチケットボックスに行ったら当日券一番乗りでしたw昨日の行列はなんやったんや……。前日は下手S席だったので上手寄りの高めの位置の席が欲しいなと思っていたらちょうど後方センターあたりのステージシートがあったのでそこに。学生2と初夜のシーンが良く観える場所が良かったのでラッキーでした。

スンアンさんの学生2は「わかりやすい」という印象が強かったです。彼の仕草や表情を見ていれば多少言葉がわからなくとも学生2の感情がわかるというか………。バルコニーのシーンで「ロミオ………」と呟いてそっと唇に触れた後、両手の平でこめかみを押さえていた姿が印象的でした。あと儚げ美少年オーラが凄い。

この回で面白かったのがギドゥンさんとグァンイルさんのシンクロ具合です。最初はお2人とも立ち姿似てるよな〜くらいに思っていたんですが、乳母とジュリエットの母親の掛け合いシーンのシンクロ具合が「不思議の国のアリス」のトゥイードル・ディーとトゥイードル・ダムでした。ジュリエットはアリス。走り方のシンクロ具合とかが半端ないwwwここ、あともう一回は観ておきたい組み合わせです。

 

 

f:id:e_nikaitamochi:20190820152627j:image

ミュージカル「君のための文字」 8月11日 ソワレ

トゥリ: ユン・ソホ

ドミニコ: イ・ヨンギュ

カロリーナ: カン・ヘイン

 

プレビュー期間に1度観て、「面白いし、曲も良いけど私はわんぽねの方が好きかな」などと各所で言っていたんですが、たまたま空いている枠にソホさんとヨンギュさんの組み合わせがあったので行ってきました。ヨンギュさん、インタビューのシンクレアを演っていた時からずーーーーっと拝見したかったのですがなかなかタイミングが合わず今回やっと!!

まあ、キャストは好きだし曲も良かったし軽く楽しめれば良いかな☆くらいのテンションで行ったら前回の50倍くらい楽しめました。これはもう、わんぽねと同じくらい好き!

ソホさんとヨンギュさんのケミはめちゃめちゃに良いしヘインさんはカロリーナに納得の可愛さだし、この公演を観てこの作品はキャスト同士のケミも重要だなと感じました。その点を踏まえると、数ヶ月前まで同じ場所であっていた惨劇を共にしたキャストの組み合わせは強いのかもしれません。この作品もできれば別で詳しい感想が書ければと思ってます。

 

 

f:id:e_nikaitamochi:20190820153659j:image

ミュージカル「死の賛美」 8月13日 ソワレ

キム・ウジン: チョン・ムンソン

アン・シムドク: チェ・スジン

サネ: ジョンミン

 

今期初の死の賛美です。2017年の公演時には私が韓ミュ初心者なのもあって「おもろいのはわかるし曲も好きだけどぶっちゃけよくわからん/(^o^)\」という感想だったんですが、今回想像以上に楽しくてあっという間に終わってましたwスジンシムドクもジョンミンサネも観たことがあったのでムンソンウジンを楽しみにしていたんですが、期待値爆上げで観てもそれを上回ってくるウジン………。すごい。病的とは聞いていたんですがシムドクの首を絞め始めたのにはぶったまげました。スジンシムドクは可憐で可愛い。ジョンミンサネはやっぱり謎の男感が強かったです。闇に潜む影みたいな……?アドリブでいうと、ビールを持ってきたサネを詰るように胸をど突いたウジンが強すぎたと反省したのか、その少しあと申し訳なさそうに同じ場所を撫でていて笑いました。

あと何回かは観るつもりなので死の賛美も別で感想が書けたらいいな〜とは思ってます。ちなみに2017年公演の感想はまだ書きかけです/(^o^)\

 


f:id:e_nikaitamochi:20190820205219j:image
ミュージカル「君のための文字」 8月14日 マチネ

トゥリ: ユン・ソホ

ドミニコ: エノク

カロリーナ: イ・ボムソリ

 

前回の観劇から数日後、気がついたら増えてました/(^o^)\

ただ前観た時はヨンギュドミニコの、フレッシュさとかソホトゥリと同じ土俵感が良かっただけにエノクさんとはどうなんだろう?ソホさんと結構歳も離れてるよね………?と若干不安があったんですが……完全に杞憂でした!

エノクさんがこんなにかっこよくて、こんなに可愛いなんて!!!紳士でダンディーなのに恋のさや当てではトゥリと同レベル(かそれ以下)なエノクドミニコ。この紳士っぷりと子供っぽさの塩梅が絶妙で、トゥリとのバランスも良くとっても楽しめました。このさじ加減が完璧なエノクさん本当に凄い。

そしてボムソリさんのカロリーナもとっても良かったんです。ボムソリカロリーナ、目が悪くなってからの演技が本当に良く、泣かせにかかってきます。 ヘインカロリーナとボムソリカロリーナ、違った魅力があったのでまたまとめたいです。

 

前半は以上です!